クッキーの思い出

1996年10月 6歳の時のクッキー


モモ、パクの前に室外犬のクッキーというわんちゃんがいました。

中学校の付近に何匹かまとめて捨てられていたわんちゃんの一匹です。

しばらくの間は、傍を通る生徒がパン等を与えて生きながらえていたようです。






番犬の相

その内の一匹を隣家の中学生が拾ってきました。

その隣家では、すでにわんちゃんを飼っており、そこの奥さんにわたしの家で飼えないかと相談されました。

まだ生後数か月くらいで目の周辺から顔の周りだけ真っ黒で小さな幼犬でした。

おかあちゃんと子供達は長男の幼稚園の遠足で梨狩りに行っている時でした。

おかあちゃんに相談してからと思いましたが、ベロを出して愛嬌のある子だったので、番犬ということでもらうことにしました。


1990年9月 生後数か月

おかあちゃんには番犬の相があると言って家族にすると申し出ましたが、理由は何でも良かったようです。

クッキーが来た時は、まだ1歳にならない下の子は最初は怖がって逃げ回っていましたが、おかあちゃんと上の子はとにかく喜んでました。

名前

家族になって直ぐに、このわんちゃんの名前をどうするか決めかねていました。

呼びやすく印象が良かったのでクッキーという名前はすぐに思いつきましが、わたしはターボや、その他いくつかの案を提案していました。

ターボは珍しいから、これにするかなと思っていたら、すでに子供達がクッキーが良いと言って、クッキー、クッキーと呼んでいたので、そのままクッキーとなりました。


名犬クッキー、ときどき迷犬

クッキーは、外から家の中の様子を見るのが好きでした。とくに子供達を見ていたようです。

クッキーの家の扉には外から錠をかけるタイプでしたが、いつの間にか、この外し方と扉の開け方を覚え、自分で扉の開閉をして出入りしていました。

クッキーは家族想いで、子供達の帰りが遅いと外で心配しているのがわかりました。
おかあちゃんに目や鳴き声で訴えていたようです。


ただ、狂犬病の注射は大嫌いです。

注射に行くとわかると座り込んで動きません。

半ば引きずられながら連れて行かれます。

注射の時もお尻を隠して逃げ回り、お医者さんを困らせるようです。

また、クッキーは素性不明ですが、顏立ちからシェパードの血が混ざった犬のようです。

この注射の時に名前と犬種を聞かれ、看護婦さんに雑種犬だよね、と言われると、何故か耳を下げてシュンとするそうです。

本当のところはわかりませんが、そんなのどうでもいいのに、といって慰めます。

でもクッキーはお医者さんは嫌いではありません。

何度か病院に行って診てもらったことがあります。

自分を治してくれる人とわかっているので、体調の悪い時は素直に病院へ行きます。


また、わたしは当時仕事の都合で週に一度位しか家に帰りませんでした。
帰宅時は、遠くから車の音を聞き分け、私の帰りを一番に家族に知らせていたようです。

セールス等への番犬の役割もしっかりできていました。

一つ欠点と言えば、わたしに似て方向音痴なことです。

幾度か首輪をはずして逃走したことがありましたが、自分では家に戻れず、近所の人に連れて帰ってもらうことがありました。

家の近所にいても、迷ってしまうんです。

いろいろありましたが、クッキーが家族になって、犬も人間の言葉や行動が理解できていることを学びました。

おかあちゃんとクッキー

それからクッキーと一緒の時は、あっというまに過ぎてゆきました。

クッキー亡くなる半年くらい前から立てなくなりました。

この頃になると、特にみんなのいる家の中に入りたがっていました。

わたしが、室内に入るのは禁じたので、おかあちゃんが、外から玄関内に連れてきて面倒をみていました。

おかあちゃんは、冬は人工芝を玄関内に敷き、すのこの上にマットレスで作った布団を敷き、トイレシートを重ねたベッドを作ってあげていました。

2006年12月 16歳 玄関にて

しばらくして夜鳴きがはじまり、おかあちゃんが玄関先の廊下で一晩中介護していました。
おかあちゃんも玄関で夜を明かすことが何度もあったようです。

わたしが不在のときは室内にも多少入れていたようですが、、、、

亡くなった時に、どうして家の中のリビングや座敷のある日本間に置いてあげられなかったか後悔しました。

玄関で長期に寝たきりのクッキーでしたが、おかあちゃんのおかげで、床ずれはみられませんでした。

30分おきくらいに寝ている姿勢を動かしてあげていたようです。

このとき、ほんとうに強い母の愛と偉大さを感じました。

尊敬の念でおかあちゃんには頭があがりません。

お別れ

クッキーは16歳で亡くなってしまいました。

2007年1月 良い顔だね

17歳になる年の2月の初めでした。

朝、おかあちゃんが目を覚ましたら、すでに息がなかったそうです。

亡くなった後は、家族で動物霊園に連れて行き、火葬し、今そこに安置しています。

とても悲しく辛いお別れでした。

そしてこんな悲しいならもうペットは飼えないと家族誰もが感じていました。

そんな中で、ここの霊園は、清々しく広々としていて、自然に慰められました。

さらにここは平日の昼間でもクレイ射撃の音が鳴り響く場所ですが、この音がクッキーをおくる弔砲のように聞こえていました。

その後、静かな日が続きましたが、おかあちゃんと子供たちは霊感が強く、クッキーが霊となってもしばらく家に遊びに来ていたと話していました。

ほんとうかな?

2年くらい経った頃には、しばらく気配が感じられないので生まれ変わったのかなと言っていました。

クッキーとのお別れからしばらく経ち、落ち着いて来ると時々またクッキーのような子に会いたくなります。

埼玉にあるイオンモールに行った時には、そこにあるペット屋さんに立ち寄って、癒されることがしばしばありました。

その後、ここでヨーキーのモモとの出会いがありました。

縁?

それから実はクッキ-のお葬式の日に、同じ霊園で、もう一匹のわんちゃんのお葬式がありました。

段ボールの箱の中には、まだ若く見える小さなヨーキーが横たわっていました。

一緒に入れられた風車のおもちゃがとても印象的でした。


ヨーキーのモモと巡り合ったのも、こんな縁からかなと、少し不思議に思っていました。



後日、おかあちゃんにもヨーキーのモモを選んだのは、この時のヨーキーの影響?と尋ねました。

そうではなく、室内犬と住む機会があれば、ヨーキーで、女の子がいいなと思っていたそうです。


クッキー! それ知ってた?





最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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